ワードプレスのadd_rewrite_rule関数の使用方法・解説

概要

add_rewrite_rule 関数は、WordPress のカスタムリライトルールを追加するために使用されます。この関数を使うことで、通常の URL 構造では異なる動作をするように URL を変更することができます。これにより、検索エンジン最適化(SEO)やユーザー体験を向上させるための柔軟な URL 構造を実現できます。この関数は、以下のようなシナリオでよく使われます。

  1. カスタム投稿タイプのためのリライトルールの追加
  2. カスタムフィルターやアクションの実行をするための URL のマッピング
  3. ページネーションのカスタマイズ
  4. ショートコードやエンドポイントを持つ特定のページの作成
  5. SEO に配慮したクリーンな URLs の生成
  6. API エンドポイントの作成
  7. 多言語サイトのための特定のルールの追加
  8. 特定のクエリパラメーターを持つリダイレクト用のルールの追加

構文

add_rewrite_rule( $regex, $query, $position );

パラメータ

  • $regex (string): どの URL にマッチさせるかを示す正規表現。
  • $query (string): マッチした URL に対してどのクエリを実行するかを示す文字列。
  • $position (string): 追加するルールの位置。'top' もしくは 'bottom'

戻り値

この関数は、リライトルールを追加したかどうかにかかわらず、常に null を返します。

関連する関数

使用可能なバージョン

add_rewrite_rule 関数は、WordPress 2.1.0 で導入されました。

コアファイルのパス

wp-includes/rewrite.php

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

この関数は現在のバージョンで非推奨または削除されていません。

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