ワードプレスのget_author_posts_url関数の使用方法・解説

概要

get_author_posts_url 関数は、特定の著者に関連する投稿のアーカイブページのURLを取得するために使用されます。この関数は、著者情報を表示したり、著者の投稿をリストアップしたりする機能を実装する際に便利です。具体的には、以下のような機能を実装する際によく使われます。

  1. 著者ページへのリンクを表示
  2. 投稿のメタ情報に著者のアーカイブリンクを追加
  3. サイドバーウィジェットに著者のリンクを作成
  4. 投稿一覧ページで各投稿の著者名にリンクを設定
  5. カスタムテンプレートで著者情報を表示
  6. SNSシェアボタンに著者ページのリンクを組み込む
  7. 著者の詳細情報を表示するモーダルウィンドウの実装
  8. 特定の著者の最新記事を紹介するセクションの作成

構文

get_author_posts_url($author_id, $author_nicename = '');

パラメータ

  • $author_id (int) : 著者のユーザーID。
  • $author_nicename (string) : 著者のニックネーム(オプション)。

戻り値

  • 著者アーカイブページのURL(string)。

関連する関数

使用可能なバージョン

get_author_posts_url 関数は、WordPress 1.5.0 以来使用可能です。

コアファイルのパス

wp-includes/user.php

サンプルコード

サンプルコード1: 基本的な著者アーカイブURLの取得

$author_id = 1; // 著者IDを指定
$author_url = get_author_posts_url($author_id); // 著者アーカイブページのURLを取得
echo $author_url; // URLを出力

このサンプルコードは、指定した著者IDに対応する著者アーカイブページのURLを取得し、出力します。

サンプルコード2: 著者のニックネームを指定してURLを取得

$author_id = 2; // 著者ID
$author_nicename = 'john-doe'; // 著者のニックネーム
$author_url = get_author_posts_url($author_id, $author_nicename); // ニックネーム付きでURLを取得
echo $author_url; // 出力

このコードは、著者IDに加え、ニックネームを指定して著者アーカイブページのURLを生成します。

サンプルコード3: 著者リンクを投稿リスト内に表示

$author_id = get_the_author_meta('ID'); // 投稿の著者IDを取得
$author_url = get_author_posts_url($author_id); // 著者アーカイブのURLを取得
echo '<a href="' . esc_url($author_url) . '">' . get_the_author() . '</a>'; // 著者名をリンクとして出力

このサンプルは、投稿の著者名を著者アーカイブページへのリンクとして表示します。

サンプルコード4: テンプレート内で著者アーカイブリンクを表示

if (have_posts()) {
    while (have_posts()) {
        the_post();
        $author_id = get_the_author_meta('ID');
        echo '<p>著者: <a href="' . esc_url(get_author_posts_url($author_id)) . '">' . get_the_author() . '</a></p>'; // 各投稿の著者リンクを表示
    }
}

このコードは、投稿がある場合に各投稿の著者名を、その著者のアーカイブリンクとして表示します。

サンプルコード5: 著者フィルタとしての利用

function custom_author_link($content) {
    $author_url = get_author_posts_url(get_the_author_meta('ID')); // 著者アーカイブURLを取得
    return $content . '<p>著者ページ: <a href="' . esc_url($author_url) . '">' . get_the_author() . '</a></p>'; // コンテンツに著者リンクを追加
}
add_filter('the_content', 'custom_author_link'); // 投稿内容にフィルターを適用

このサンプルコードは、投稿内容の最後に著者のアーカイブリンクを追加するカスタムフィルタを実装します。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

非推奨または削除されたバージョン

特定のバージョンで非推奨または削除の報告はありません。

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