概要
get_user_locale
関数は、WordPress のユーザに関連付けられたロケール(言語設定)を取得するための関数です。この関数は、ユーザの言語を取得する際によく使用されます。具体的には、以下のような機能を実装する際に利用されることが多いです。
- ユーザーインターフェースの多言語対応
- コンテンツの翻訳表示
- プラグインの多言語対応
- 日付や時間の表示形式のローカライズ
- SEO対策としての言語設定
- カスタマイズしたエラーメッセージの表示
- ユーザ設定に基づく通知やアラートの表示
- 多言語対応のテーマ作成
構文
string get_user_locale( int $user_id = 0 );
パラメータ
$user_id
(int) – (オプション)ユーザのID。デフォルトは 0 で、現在のユーザのロケールが取得されます。
戻り値
この関数は、指定されたユーザのロケール文字列を返します。ユーザが設定していない場合は、デフォルトのサイトロケールが返されます。
関連する関数
使用可能なバージョン
get_user_locale
関数は WordPress バージョン 4.0 以降で使用可能です。
コアファイルのパス
get_user_locale
関数は、WordPress のコアファイルの wp-includes/user.php
に含まれています。
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用例 |
---|---|
mu_plugin_loaded | 〇 |
registered_post_type | 〇 |
plugins_loaded | 〇 |
wp_roles_init | 〇 |
setup_theme | 〇 |
after_setup_theme | 〇 |
set_current_user | 〇 |
init | 〇 |
register_sidebar | 〇 |
wp_loaded | 〇 |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | 〇 |
template_redirect | 〇 |
get_header | |
wp_head |
非推奨または削除されたバージョン
get_user_locale
関数は、特定のバージョンで非推奨もしくは削除されたことはありません。