ワードプレスのis_404関数の使用方法・解説

概要

is_404関数は、現在のリクエストが404エラーページ(つまり、見つからないページであること)であるかどうかを判断するために使用されます。この関数は、404ページのカスタマイズやエラーハンドリングを行う際に非常に役立ちます。

is_404関数の主な用途

  1. 404ページ専用のコンテンツを表示する
  2. ユーザーに対して別のページを提案する
  3. SEO対策のために404ページをカスタマイズする
  4. エラーログを記録する
  5. デザインやテンプレートの条件分岐に使用する
  6. トラッキングや分析の条件として使用する
  7. 自動的にリダイレクトを設定する
  8. ユーザーにカスタマーサポートへの連絡を促す

構文

is_404();

パラメータ

is_404関数は、引数を取らず、シンプルに使用されます。

戻り値

この関数は、現在のリクエストが404エラーである場合にtrueを返し、そうでない場合はfalseを返します。

関連する関数

使用可能なバージョン

is_404関数は、WordPressのバージョン1.5から使用可能です。

ワードプレスのコアファイルのパス

is_404関数は、wp-includes/query.phpに含まれています。

サンプルコード

  1. 404ページをカスタマイズする

    if (is_404()) {
       echo '<h1>ページが見つかりません</h1>';
       echo '<p>お探しのページは存在しないようです。</p>';
    }
    

    このコードは404ページが表示される場合にカスタムメッセージを表示します。

  2. 404リダイレクト処理

    if (is_404()) {
       wp_redirect(home_url('/404-custom/'));
       exit;
    }
    

    このコードは、404ページをカスタム404ページにリダイレクトします。

  3. 404ページのトラッキング

    if (is_404()) {
       error_log('404エラーが発生しました: ' . $_SERVER['REQUEST_URI']);
    }
    

    このコードは、404エラーが発生した際にエラーログにURIを記録します。

  4. 404ページの条件分岐

    if (is_404()) {
       get_template_part('404');
    }
    

    このコードは、404エラーページ用のテンプレートパートを読み込みます。

  5. 404エラーページのユーザー案内

    if (is_404()) {
       echo '<p>別のページをお試しください:</p>';
       echo '<ul><li><a href="' . home_url() . '">ホーム</a></li></ul>';
    }
    

    このコードは、404エラーが発生した際にユーザーにホームページへのリンクを提供します。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

注意点

is_404関数は特定のワードプレスバージョンで非推奨または削除されていません。

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