ワードプレスのis_favicon関数の使用方法・解説

概要

is_favicon関数は、リクエストがfavicon.icoであるかどうかを調べるための関数です。この関数は、特にウェブサイトのファビコン(サイトのアイコン)を管理する際に役立ちます。次のようなケースでよく使われます。

  1. ファビコンのリクエストを特定する。
  2. 特定のロジックをファビコンのリクエストに限定する。
  3. ファビコンに対するカスタムヘッダーを設定する。
  4. キャッシュの制御をファビコンリクエストに適用する。
  5. ファビコンのリクエストへの特定のエラーページの表示。
  6. モバイルデバイス向けのファビコンを適切に出力させる。
  7. デバッグ情報をファビコンのリクエスト時に記録。
  8. SEO目的でのファビコンのレスポンス時間の計測。

構文

is_favicon();

パラメータ

is_favicon関数にはパラメータはありません。

戻り値

  • true:リクエストがfavicon.icoである場合。
  • false:それ以外の場合。

関連する関数

この関数を使用可能なバージョン

  • ワードプレス 4.4以降

この関数が含まれるワードプレスのコアファイルのパス

  • wp-includes/general-template.php

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプルコード1: ファビコンのリクエスト確認

if (is_favicon()) {
    // ファビコンのリクエストです。
    header("Content-Type: image/x-icon");
    readfile(get_template_directory() . '/favicon.ico');
    exit;
}

このコードは、リクエストがファビコンのものであるかを確認し、該当するファビコン画像を出力します。

サンプルコード2: カスタムヘッダーの追加

if (is_favicon()) {
    header('Cache-Control: max-age=86400');
}

このコードは、ファビコンのリクエストの場合にキャッシュの設定を追加します。

サンプルコード3: デバッグ情報の記録

if (is_favicon()) {
    error_log('Favicon requested at ' . current_time('mysql'));
}

このコードは、ファビコンがリクエストされたときに、その時間をデバッグログに記録します。

サンプルコード4: モバイルファビコンの表示

if (is_favicon()) {
    header("Content-Type: image/x-icon");
    echo '<link rel="icon" href="' . get_stylesheet_directory_uri() . '/mobile-favicon.ico" />';
    exit;
}

このコードは、ファビコンのリクエストに対し、モバイルデバイス用ファビコンのリンクを出力します。

サンプルコード5: エラーページの表示

if (is_favicon()) {
    // ファビコンリクエストのエラーページ
    wp_die('ファビコンは現在利用できません。');
}

このコードは、ファビコンがリクエストされた際にエラーメッセージを表示します。

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