概要
next_posts_link
関数は、次の投稿一覧ページへのリンクを表示するために使用されます。この関数を使うことで、ブログやニュースサイトなどで、ページネーションを実現することが容易になります。主に以下のような用途に頻繁に使用されます。
- ワードプレスのブログや記事ページでのナビゲーション
- 投稿のカタログやアーカイブページのナビゲーション
- 無限スクロール機能の代替としてのページネーション
- カスタム投稿タイプの一覧表示
- 特定のカテゴリーやタグのページ内でのナビゲーション
- メディアライブラリのページ送り
- フォーラムやQ&Aサイトでの古い投稿へのアクセス
- 検索結果ページ内でのページ送り
構文
next_posts_link( $label, $max_page );
パラメータ
$label
(string) – リンクに表示するテキスト。省略可能。$max_page
(int) – 現在のページと比べる最大ページ数。省略可能。
戻り値
この関数は、次の投稿一覧ページへのリンクをHTML形式で返します。次のページが存在しない場合は、何も返しません。
関連する関数
使用可能なバージョン
next_posts_link
関数は、WordPress 2.1以降で使用可能です。
コアファイルパス
この関数は、WordPressのコアファイル wp-includes/link-template.php
に含まれています。
サンプルコード
サンプルコード1
if ( get_next_posts_link() ) {
next_posts_link( '次の投稿へ' );
}
このコードは、次の投稿が存在する場合に「次の投稿へ」というリンクを表示します。
サンプルコード2
if ( get_next_posts_page_number() > 1 ) {
next_posts_link( 'もっと見る', get_next_posts_page_number() );
}
このコードは、次の投稿ページが2ページ以上ある場合に「もっと見る」というリンクを表示します。
サンプルコード3
next_posts_link( '次のページ', $wp_query->max_num_pages );
このコードでは、最大投稿ページ数を指定して、次のページへのリンクを表示します。
サンプルコード4
echo '<div class="pagination">';
next_posts_link( '次のページへ' );
echo '</div>';
このコードは、ページネーションを持つ要素内に「次のページへ」というリンクを表示します。
サンプルコード5
if ( have_posts() ) {
while ( have_posts() ) {
the_post();
// ... 投稿内容の表示 ...
}
next_posts_link( '次の投稿を見る' );
}
このコードは、投稿がある場合に投稿をループ表示し、最後に「次の投稿を見る」というリンクを表示します。
この関数のアクションでの使用可能性
アクション名 | 使用可能性 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | 〇 |
wp | 〇 |
template_redirect | 〇 |
get_header | |
wp_head |
非推奨または削除されたバージョン
next_posts_link
関数は、非推奨や削除されたバージョンはありません。