ワードプレスのthe_feed_linkフィルタの使用方法・解説

概要

the_feed_linkフィルタは、WordPressのフィードのリンクを表示する際に使用されるフィルタです。このフィルタは、フィードのリンクをカスタマイズしたり、追加のパラメータを加えたりするのに役立ちます。以下は、the_feed_linkフィルタがよく使われる機能の例です。

1. フィードの形式を変更する
2. フィードのリンクにクエリパラメータを追加する
3. フィードのタイトルや説明をカスタマイズする
4. 特定の条件下でフィードを非表示にする
5. カスタムフィードのリンクを作成する
6. ソーシャルメディアへのフィードリンクを追加する
7. フィードのURLをHTTPSに変更する
8. ユーザーの言語に基づいてフィードリンクを調整する

構文

add_filter('the_feed_link', 'function_name', 10, 2);

パラメータ

• $link: フィードのURL
• $type: フィードのタイプ（例：rss2, atom）

戻り値

• カスタマイズされたフィードのURL

関連する関数

the_feed_link

使用可能なバージョン

the_feed_linkフィルタは、WordPress 2.0以降で使用可能です。

コアファイルのパス

wp-includes/feed.php

サンプルコード

サンプル1: フィードのURLにクエリパラメータを追加

add_filter('the_feed_link', function($link, $type) {
    return $link . '?utm_source=mywebsite&utm_medium=feed';
}, 10, 2);

このサンプルコードは、フィードのURLにトラッキング用のクエリパラメータを追加します。

サンプル2: フィードのタイトルをカスタマイズ

add_filter('the_feed_link', function($link, $type) {
    if ($type === 'rss2') {
        return str_replace('Feed Title', 'My Custom Feed Title', $link);
    }
    return $link;
}, 10, 2);

このコードは、RSS2フィードのタイトルをカスタマイズします。

サンプル3: HTTPSにリダイレクト

add_filter('the_feed_link', function($link, $type) {
    return str_replace('http://', 'https://', $link);
}, 10, 2);

こちらのサンプルコードは、フィードのURLをHTTPSに変更します。

サンプル4: フィードを条件により非表示

add_filter('the_feed_link', function($link, $type) {
    if (is_single() && in_category('no-feed')) {
        return ''; // 何も返さない
    }
    return $link;
}, 10, 2);

このコードは、特定のカテゴリにある投稿の場合にフィードリンクを非表示にします。

サンプル5: カスタムフィードの追加

add_filter('the_feed_link', function($link, $type) {
    if ($type === 'custom') {
        return 'https://mywebsite.com/custom-feed';
    }
    return $link;
}, 10, 2);

このサンプルコードは、カスタムフィードのURLを追加します。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head	〇

非推奨または削除されたバージョン

特に非推奨または削除されたバージョンはありません。