概要
the_weekday
関数は、投稿日の曜日を表示するための関数です。この関数は、特定の投稿に関連付けられた日付を元に、その曜日を取得し、表示するために使用されます。主にブログやニュースサイトなどで、投稿が行われた曜日を示すことで、読み手に対して投稿の時期を明示的にする際に便利です。
よく使われる場面
- 記事の公開日を表示する際に曜日情報を追加したい場合
- 投稿が行われた曜日に基づいて特別なスタイリングを行いたい場合
- 投稿リストの表示で、各記事の投稿日を曜日ごとにグループ化したい場合
- アーカイブページで曜日を表示することで、投稿の時系列を理解しやすくする場合
- カスタムテーマで日付表示をカスタマイズする際に使用
- SNSシェアボタンの下に、投稿日を曜日として表示する場合
- ウィジェットやサイドバーで最新の投稿を紹介する際に曜日表示を加える場合
- 特定の曜日に関連するイベントやテーマがある場合、その情報を強調する際
構文
the_weekday($post_id = null);
パラメータ
$post_id
(int, optional): 曜日を取得したい投稿のID。指定しない場合は、現在の投稿IDが使用されます。
戻り値
- 何も返さず、直接出力します。
関連する関数
使用可能なバージョン
the_weekday
関数は WordPress 5.0 以降で利用可能です。
ワードプレスのコアファイルのパス
wp-includes/general-template.php
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用例 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | 〇 |
template_redirect | 〇 |
get_header | 〇 |
wp_head | 〇 |
非推奨または削除されたバージョン
- 特に非推奨または削除されたバージョンはありません。
サンプルコード
-
基本的な曜日表示
<?php // 現在の投稿の曜日を表示 the_weekday(); ?>
このコードは、現在の投稿に関連する投稿日を基に曜日を表示します。
-
特定の投稿の曜日を表示
<?php // 投稿ID 42 の曜日を表示 the_weekday(42); ?>
このコードは、特定の投稿 (ID = 42) の投稿日から曜日を取得して表示します。
-
投稿リストで曜日を表示
<?php // ループ内で各投稿の曜日を表示 while ( have_posts() ) : the_post(); the_title(); echo ' - ' . the_weekday(); endwhile; ?>
このコードは、投稿リスト内で各投稿のタイトルとともに、その曜日を表示します。
-
カスタムスタイルで曜日を表示
<?php // 投稿の曜日を特定のHTMLタグで装飾して表示 echo '<span class="post-weekday">' . the_weekday() . '</span>'; ?>
このコードは、投稿の曜日を特定のスタイルを持つHTMLタグで表示します。
-
ウィジェット内で曜日を表示
<?php // 最新の投稿の曜日をウィジェットに表示 $recent_posts = wp_get_recent_posts(); foreach($recent_posts as $post) { setup_postdata($post); echo '<div>' . get_the_title($post['ID']) . ' - ' . the_weekday($post['ID']) . '</div>'; } wp_reset_postdata(); ?>
このコードは、最新の投稿のタイトルと曜日をウィジェットの形式で表示します。