概要
wp_die
関数は、WordPressにおいてエラーメッセージを表示する際に非常に便利な関数です。この関数は、様々な状況で使用されます。主に次のようなシナリオでよく使われます。
- プラグインやテーマのエラー出力
- ユーザーの権限が不足している場合のエラーメッセージ
- データベース接続時のエラー表示
- 無効なリクエストやデータエラーの処理
- カスタムエラーページの表示
- Ajaxリクエストへのエラーレスポンス
- フォームの検証エラー表示
- REST APIのエラーレスポンス
構文
wp_die( string $message = '', string $title = '', array $args = array() )
パラメータ
- $message: 表示するエラーメッセージ。
- $title: エラーページのタイトル。
- $args: 表示のための追加オプション(例: テンプレートファイルのパスやHTTPステータスコードなど)。
戻り値
- この関数は、終わらせるための処理を行い、通常は何も返さず WordPress の情報を出力します。
関連する関数
使用可能なバージョン
wp_die
関数は、WordPressのすべてのバージョンで利用可能です。
コアファイルのパス
wp-includes/functions.php
この関数のアクションでの使用可能性
アクション名 | 使用例 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | 〇 |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | 〇 |
template_redirect | |
get_header | |
wp_head |
非推奨または削除されたバージョン
- これまでのところ、
wp_die
関数は非推奨または削除されたことはありません。