概要
update_sub_fieldは、特定のサブフィールドの値を更新します。この関数は、Advanced Custom Fields (ACF) プラグインによって提供され、カスタムフィールドを便利に操作できるようにします。この関数を使用することで、WPのメタデータを簡単に更新し、特定の条件に基づいてデータの整合性を保つことができます。
よく使われる機能の一例としては以下の6点があります：
1. 投稿のカスタムフィールドの値を動的に更新する。
2. フォームによって送信されたデータを保存する。
3. 条件付きロジックに基づいてサブフィールドの値を更新する。
4. 特定のユーザーが投稿したコンテンツに関連するメタデータを管理する。
5. カスタムポストタイプに関連する情報を整理する。
6. テーマやプラグインの設定情報を保存する。
構文
update_sub_field( $selector, $value, $post_id );
パラメータ
$selector(string): 更新したいサブフィールドのセレクタ。例：'field_1234567890abc'またはarray('parent_field', 'sub_field')$value(mixed): 新しい値。文字列、配列、オブジェクトなど。$post_id(int): 更新対象の投稿ID。
戻り値
- (bool): 指定したサブフィールドの更新に成功した場合は
trueを返し、失敗した場合はfalseを返します。
バージョン
- Advanced Custom Fields (ACF) バージョン: 5.0以上
- WordPress バージョン: 4.0以上
この関数のアクションでの使用可能性
| アクション | 使用可能性 |
|---|---|
| mu_plugin_loaded | |
| registered_post_type | 〇 |
| plugins_loaded | 〇 |
| wp_roles_init | |
| setup_theme | |
| after_setup_theme | |
| set_current_user | |
| init | 〇 |
| register_sidebar | |
| wp_loaded | 〇 |
| send_headers | |
| parse_query | |
| pre_get_posts | |
| wp | 〇 |
| template_redirect | |
| get_header | |
| wp_head |
サンプルコード
サンプル 1
update_sub_field('field_1234567890abc', '新しいテキスト', $post_id);
このコードは、特定の投稿IDに関連付けられたサブフィールドの値を “新しいテキスト” に更新します。
サンプル 2
update_sub_field(array('parent_field', 'sub_field'), array('item1', 'item2'), $post_id);
このコードは、親フィールドの中のサブフィールドに配列データを更新します。
サンプル 3
update_sub_field('field_9876543210def', 42, $post_id);
このコードでは、数値データ（ここでは42）を指定したサブフィールドに更新します。
サンプル 4
if (current_user_can('edit_post', $post_id)) {
update_sub_field('field_1234567890abc', get_the_title($post_id), $post_id);
}
このコードは、現在のユーザーが投稿を編集できる場合に、サブフィールドをその投稿のタイトルで更新します。
サンプル 5
update_sub_field('field_1234567890abc', true, $post_id);
このコードは、真偽値のデータ（ここではtrue）をサブフィールドに更新します。
引用元は、Advanced Custom Fieldsの公式ドキュメントやコミュニティのリソースを参考にしており、特定のURLを示すことはできませんが、公式のACF Documentationを参照することをお勧めします。