プラグインWooCommerceのwoocommerce_change_term_countsアクションの使用方法・解説

概要

woocommerce_change_term_counts アクションは、WooCommerce において、ターム（カテゴリーやタグなど）のカウントが変更された際にトリガーされます。このアクションは、カスタム機能を実装する際によく使われるフックであり、主に以下の機能を実現するために利用されます。

タームに関連するカスタム処理の実行
別のデータストレージにカウントを保存
セッションやキャッシュの更新
ユーザー通知やログの作成
条件に基づくアクションの実行
サードパーティ製のインテグレーションの実行

構文

add_action( 'woocommerce_change_term_counts', 'your_function_name', 10, 2 );

パラメータ

int $term_id: 変更されたタームの ID
int $taxonomy: タームのタクソノミー（カテゴリーやタグなど）

戻り値

このアクション自体は戻り値を持ちませんが、フック内の関数から必要に応じてデータを返すことが可能です。

使用可能なプラグインおよびバージョン

WooCommerce: バージョン 3.0 以上
WordPress: バージョン 4.0 以上

この関数のアクションでの使用可能性

アクション名	使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプルコード 1: タームのカウントが変更された際にログを作成する

add_action( 'woocommerce_change_term_counts', 'log_term_count_change', 10, 2 );

function log_term_count_change( $term_id, $taxonomy ) {
    error_log( "Term ID: $term_id in taxonomy $taxonomy has changed." );
}

このサンプルコードは、タームのカウントが変更された時にその情報をログとして記録します。

サンプルコード 2: タームのカウントに応じてカスタムメタを更新する

add_action( 'woocommerce_change_term_counts', 'update_custom_meta_after_count_change', 10, 2 );

function update_custom_meta_after_count_change( $term_id, $taxonomy ) {
    update_term_meta( $term_id, 'custom_meta_key', 'New Value' );
}

このサンプルコードは、タームのカウント変更時にカスタムメタを更新します。

サンプルコード 3: 特定のタクソノミーに対して条件に基づいてアクションを実行

add_action( 'woocommerce_change_term_counts', 'conditional_action_on_term_change', 10, 2 );

function conditional_action_on_term_change( $term_id, $taxonomy ) {
    if ( $taxonomy === 'product_cat' ) {
        // 特定のタクソノミー（商品カテゴリ）のカウント変更時の処理
    }
}

このサンプルコードは、商品カテゴリのタームのカウントが変更された際に特定の処理を実行します。

サンプルコード 4: タームカウント変更に基づいて通知を送信

add_action( 'woocommerce_change_term_counts', 'send_notification_on_count_change', 10, 2 );

function send_notification_on_count_change( $term_id, $taxonomy ) {
    // 通知を送信するためのロジック
}

このサンプルコードは、タームカウントが変更された際に、ユーザーに通知を送信するための処理を実装します。

サンプルコード 5: タームカウントを別のデータベースに保存

add_action( 'woocommerce_change_term_counts', 'save_term_count_to_custom_db', 10, 2 );

function save_term_count_to_custom_db( $term_id, $taxonomy ) {
    global $wpdb;
    // カウントをカスタムDBテーブルに保存するロジック
}

このサンプルコードは、タームのカウントが変更された際にそのカウントをカスタムデータベースに保存します。

概要

構文