プラグインWooCommerceのwoocommerce_updatedアクションの使用方法・解説

概要

woocommerce_updated アクションは、WooCommerceの設定が更新されたときにトリガーされるフックです。このフックを使用することで、WooCommerceの設定が変更された際にさまざまな処理を実行することが可能です。例えば、設定のログを記録したり、他の関連する設定を自動的に変更したり、通知メールを送信したりすることが一般的です。このフックは、WooCommerceのバージョンによって変更がない限り、WordPressのバージョンに依存しません。

以下に、woocommerce_updated がよく使われる機能の例を挙げます。

設定変更の監視
設定変更時の通知処理
関連するプラグインの設定更新
データベースのバックアップ処理
カスタムオプションの適用
ユーザー通知の送信

構文

add_action('woocommerce_updated', 'your_custom_function');

パラメータ

このアクションにはパラメータはありません。

戻り値

戻り値はありません。

WooCommerce バージョン

WooCommerce 2.6.0 以降

WordPress バージョン

WordPress 4.4.0 以降

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプル1: 設定変更のログを記録する

add_action('woocommerce_updated', 'log_woocommerce_settings_update');

function log_woocommerce_settings_update() {
    error_log('WooCommerce settings were updated.');
}

このサンプルコードは、WooCommerceの設定が更新されたときに、エラーログにメッセージを記録します。

サンプル2: 通知メールを送信する

add_action('woocommerce_updated', 'send_notification_on_update');

function send_notification_on_update() {
    $to = 'admin@example.com';
    $subject = 'WooCommerce Settings Updated';
    $message = 'The WooCommerce settings have been successfully updated.';
    wp_mail($to, $subject, $message);
}

このコードは、WooCommerceの設定が更新された際に管理者に通知メールを送信します。

サンプル3: 追加の設定を適用する

add_action('woocommerce_updated', 'apply_custom_settings');

function apply_custom_settings() {
    // ここにカスタム設定の適用処理を実装します
    update_option('custom_option', 'new_value');
}

このサンプルでは、WooCommerceの設定更新に合わせてカスタムオプションを設定します。

サンプル4: データベースのバックアップを取る

add_action('woocommerce_updated', 'backup_database');

function backup_database() {
    // データベースバックアップの処理
    if (function_exists('backup_db')) {
        backup_db();
    }
}

このコードは、WooCommerce設定が更新された際にデータベースのバックアップを取る処理を呼び出します。

サンプル5: 変更履歴をデータベースに記録する

add_action('woocommerce_updated', 'record_update_history');

function record_update_history() {
    global $wpdb;
    $table_name = $wpdb->prefix . 'update_history';
    $wpdb->insert($table_name, array('update_time' => current_time('mysql')));
}

このサンプルは、WooCommerce設定が更新されたタイミングをデータベースに記録します。

概要

構文