概要
cptui_after_site_info
アクションは、WordPressの「Custom Post Type UI」プラグインによって提供されるフックで、カスタム投稿タイプを設定した後に特定の処理を実行する際に使用されます。このアクションは、ユーザーがカスタム投稿タイプを追加または編集した後に、追加の情報を処理したり、独自の機能を追加するために役立ちます。cptui_after_site_info
アクションは、以下のような場合に特によく使用されます。
- カスタム投稿タイプに追加フィールドを登録する。
- カスタム投稿タイプのメタデータを更新する。
- ユーザーに通知を表示する。
- 特定の条件に基づいてデフォルトの投稿設定を変更する。
- サードパーティサービスと統合するためのコードを追加する。
- カスタム投稿タイプのカスタム設定を保存する。
構文
add_action('cptui_after_site_info', 'your_function_name');
パラメータ
your_function_name
: このフックで実行されるカスタム関数の名前。
戻り値
このアクション自体は、戻り値を返しません。
使用可能なプラグインのバージョン
Custom Post Type UI: 1.0.0 以上
WordPressのバージョン
WordPress: 4.0 以上
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用例 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | |
template_redirect | |
get_header | |
wp_head |
サンプルコード
サンプル1: カスタムメタデータを保存する
このサンプルコードは、カスタム投稿タイプにメタデータを追加し、保存する方法を示しています。
function save_custom_meta_data() {
// ここでメタデータを保存する処理を追加します
// 例: update_post_meta($post_id, 'custom_meta_key', 'custom_meta_value');
}
add_action('cptui_after_site_info', 'save_custom_meta_data');
このコードでは、カスタムメタデータを投稿に追加しています。
サンプル2: メッセージをユーザーに表示する
このサンプルは、カスタム投稿タイプが作成された後、管理画面にメッセージを表示するためのものです。
function custom_post_type_message() {
echo '<div class="updated"><p>新しいカスタム投稿タイプが作成されました!</p></div>';
}
add_action('cptui_after_site_info', 'custom_post_type_message');
このコードは、カスタム投稿タイプの作成後に管理画面に情報メッセージを表示します。
サンプル3: オプションフックを追加する
このサンプルは、オプションページを作成してカスタム投稿タイプに関連する設定を追加するものです。
function add_custom_options_page() {
add_options_page('Custom Post Type Options', 'CPT Options', 'manage_options', 'cpt-options', 'custom_options_page_callback');
}
add_action('cptui_after_site_info', 'add_custom_options_page');
function custom_options_page_callback() {
// オプションページの内容を出力
}
このコードはカスタムオプションページをWordPressの管理画面に追加します。
サンプル4: サードパーティAPIとのインテグレーション
このサンプルは、カスタム投稿タイプが追加された際にサードパーティAPIへのリクエストを送信します。
function send_api_request() {
// cURLまたはwp_remote_postを使用してAPIリクエストを送信
// 例: wp_remote_post('https://api.example.com/data', $args);
}
add_action('cptui_after_site_info', 'send_api_request');
このコードは、カスタム投稿タイプの作成後にAPIリクエストを送信します。
サンプル5: デフォルト設定の変更
このサンプルは、カスタム投稿タイプが作成された後にデフォルトの投稿設定を変更します。
function change_default_settings() {
// デフォルトの設定変更の処理を追加
// 例: set_post_format('gallery');
}
add_action('cptui_after_site_info', 'change_default_settings');
このコードは、カスタム投稿タイプに特定のデフォルト設定を適用します。