概要
tec_events_use_wordpress_tag_archive_url
フィルタは、WordPressのカスタムタクソノミーであるイベントタグのアーカイブURLを変更またはフィルタリングするために使用されます。このフィルタは、特定のニーズに応じてユーザーが現在のURL構造をカスタマイズするのに役立ちます。
このフィルタがよく使われるケースとしては、以下のような状況があります。
- イベントタグページへのリダイレクトを実装する場合
- SEO対策としてURLを最適化する必要がある場合
- カスタムURL構造を持つサイトで、一貫性を持たせたい場合
- 特定のイベントタグを親タクソノミーのURL構造とリンクさせる場合
- URLのトラッキングパラメータを追加する場合
- サイトのテーマやプラグインとの整合性を保つ場合
構文
add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', 'your_function_name', 10, 1);
パラメータ
$use
: Boolean値。WordPressのタグアーカイブURLを使用するかどうかを示す。
戻り値
- 変更されたURLまたはBoolean値。
使用可能なプラグインバージョン
- The Events Calendar: 5.0以上
- WordPress: 5.0以上
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用可能性 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | |
template_redirect | |
get_header | |
wp_head |
サンプルコード
サンプルコード1: URLをカスタムタグにリダイレクトする
add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
return 'custom-tag';
});
このコードは、イベントタグのアーカイブURLをカスタムタグにリダイレクトします。
サンプルコード2: 特定の条件でURLを変更する
add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
if (is_user_logged_in()) {
return 'logged-in-tags';
}
return $use;
});
このコードは、ユーザーがログインしている場合に特別なタグアーカイブURLに変更します。
サンプルコード3: URLにトラッキングパラメータを追加する
add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
return $use . '?utm_source=customsource';
});
このコードは、既存のタグアーカイブURLにトラッキングパラメータを追加します。
サンプルコード4: タグ非表示条件を追加する
add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
if (some_condition()) {
return false; // タグを表示しない
}
return $use;
});
このコードは、特定の条件に基づいてタグを表示しないようにします。
サンプルコード5: デフォルトのURL構造を変更する
add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
return '/event-tags/' . $use;
});
このコードは、デフォルトのタグアーカイブのURL構造を変更します。