プラグインThe Events Calendarのtec_events_use_wordpress_tag_archive_urlフィルタの使用方法・解説

概要

tec_events_use_wordpress_tag_archive_urlフィルタは、WordPressのカスタムタクソノミーであるイベントタグのアーカイブURLを変更またはフィルタリングするために使用されます。このフィルタは、特定のニーズに応じてユーザーが現在のURL構造をカスタマイズするのに役立ちます。

このフィルタがよく使われるケースとしては、以下のような状況があります。

  1. イベントタグページへのリダイレクトを実装する場合
  2. SEO対策としてURLを最適化する必要がある場合
  3. カスタムURL構造を持つサイトで、一貫性を持たせたい場合
  4. 特定のイベントタグを親タクソノミーのURL構造とリンクさせる場合
  5. URLのトラッキングパラメータを追加する場合
  6. サイトのテーマやプラグインとの整合性を保つ場合

構文

add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', 'your_function_name', 10, 1);

パラメータ

  • $use: Boolean値。WordPressのタグアーカイブURLを使用するかどうかを示す。

戻り値

  • 変更されたURLまたはBoolean値。

使用可能なプラグインバージョン

  • The Events Calendar: 5.0以上
  • WordPress: 5.0以上

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプルコード1: URLをカスタムタグにリダイレクトする

add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
    return 'custom-tag';
});

このコードは、イベントタグのアーカイブURLをカスタムタグにリダイレクトします。

サンプルコード2: 特定の条件でURLを変更する

add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
    if (is_user_logged_in()) {
        return 'logged-in-tags';
    }
    return $use;
});

このコードは、ユーザーがログインしている場合に特別なタグアーカイブURLに変更します。

サンプルコード3: URLにトラッキングパラメータを追加する

add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
    return $use . '?utm_source=customsource';
});

このコードは、既存のタグアーカイブURLにトラッキングパラメータを追加します。

サンプルコード4: タグ非表示条件を追加する

add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
    if (some_condition()) {
        return false; // タグを表示しない
    }
    return $use;
});

このコードは、特定の条件に基づいてタグを表示しないようにします。

サンプルコード5: デフォルトのURL構造を変更する

add_filter('tec_events_use_wordpress_tag_archive_url', function($use) {
    return '/event-tags/' . $use;
});

このコードは、デフォルトのタグアーカイブのURL構造を変更します。

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