概要
elementor/core/files/clear_cache
関数は、Elementorプラグインにおけるキャッシュ管理の機能を提供します。この関数は、Elementorのデザインや設定を変更した後に古いキャッシュをクリアする際によく使用されます。キャッシュをクリアすることで、最新のコンテンツがすぐに反映されるようになります。この関数は以下のような機能を実装する際によく使われます。
- Elementorでのページデザインの更新
- テーマやプラグインの設定変更後のキャッシュクリア
- 新しいウィジェットやテンプレートの導入時
- サーバー設定によるキャッシュの影響を受ける場面
- サイトのパフォーマンス最適化時
- デバッグ作業中に古いデータが残るのを防ぐ
構文
ElementorCoreFilesclear_cache();
パラメータ
この関数はパラメータを受け取りません。
戻り値
この関数は戻り値を持ちません。
使用可能なバージョン
- Elementorのバージョン: 3.0 以降
- WordPressのバージョン: 5.0 以降
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用可能性 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | 〇 |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | 〇 |
register_sidebar | |
wp_loaded | 〇 |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | |
template_redirect | |
get_header | |
wp_head |
サンプルコード
サンプルコード1
add_action('plugins_loaded', function() {
ElementorCoreFilesclear_cache();
});
このサンプルコードは、すべてのプラグインが読み込まれた後にElementorのキャッシュをクリアします。
サンプルコード2
add_action('init', function() {
if (isset($_GET['clear_cache'])) {
ElementorCoreFilesclear_cache();
}
});
このコードはページが初期化される際に、URLパラメータにclear_cache
がある場合、キャッシュをクリアします。
サンプルコード3
add_action('wp_loaded', function() {
if (user_can('manage_options')) {
ElementorCoreFilesclear_cache();
}
});
このサンプルコードは、管理者ユーザーがログインした際にElementorのキャッシュをクリアします。
サンプルコード4
add_action('template_redirect', function() {
if (is_page('about')) {
ElementorCoreFilesclear_cache();
}
});
このコードは、特定のページ(この場合は「about」)が表示されるときにキャッシュをクリアします。
サンプルコード5
function my_custom_function() {
// 何らかの条件でキャッシュをクリア
if (some_condition()) {
ElementorCoreFilesclear_cache();
}
}
add_action('wp_head', 'my_custom_function');
このサンプルコードは、wp_head
アクションが発生した際に特定の条件が満たされた場合にキャッシュをクリアします。