プラグインCustom Post Type UIのcptui_after_update_post_typeアクションの使用方法・解説

概要

cptui_after_update_post_typeアクションは、WordPressのプラグインCustom Post Type UIによって提供されるフックの1つで、カスタム投稿タイプが更新された後に実行されます。このアクションを使用することで、カスタム投稿タイプの更新後に特定の処理を自動的に実行することができます。

よく使われる機能

cptui_after_update_post_typeがよく使われる機能には以下のようなものがあります。

データのリミニニッシュ: 更新されたカスタム投稿タイプに基づいて新しいメタデータを追加。
キャッシュのクリア: 更新された投稿タイプに関連するキャッシュをクリアする。
カスタム設定の適用: 投稿タイプの変更後に特定の設定を適用。
メール通知の送信: 投稿タイプの更新に関する通知を管理者にメールで送信する。
外部APIの更新: 更新された投稿タイプのデータを外部サービスと同期する。
ユーザーアクティビティのログ: 管理者が行った変更をロギングする機能。

構文

add_action('cptui_after_update_post_type', 'custom_function_name', 10, 2);

パラメータ

$post_type (string): 更新されたカスタム投稿タイプのスラッグ。
$data (array): 更新後のデータを含む配列。

戻り値

このアクションは、特定の戻り値を持たないため、直接の出力や返り値は存在しません。

プラグインおよびワードプレスのバージョン

Custom Post Type UI: 1.9.0以上
WordPress: 4.5以上

この関数のアクションでの使用可能性

アクション名	使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプル1: メタデータの追加

更新されたカスタム投稿タイプにメタデータを追加する例。

add_action('cptui_after_update_post_type', 'add_custom_meta', 10, 2);

function add_custom_meta($post_type, $data) {
    if ($post_type == 'your_post_type') {
        add_post_meta($data['id'], 'custom_meta_key', 'some_value', true);
    }
}

解説: カスタム投稿タイプが更新された後に、指定されたメタデータを追加します。

サンプル2: キャッシュのクリア

カスタム投稿タイプの更新に伴いキャッシュをクリアする例。

add_action('cptui_after_update_post_type', 'clear_cache_on_update', 10, 2);

function clear_cache_on_update($post_type, $data) {
    // ここでキャッシュクリア処理を実行
    wp_cache_flush();
}

解説: カスタム投稿タイプが更新された際に、WordPressのキャッシュをクリアします。

サンプル3: 管理者通知メールの送信

カスタム投稿タイプが更新された際に管理者に通知メールを送る例。

add_action('cptui_after_update_post_type', 'send_admin_notification', 10, 2);

function send_admin_notification($post_type, $data) {
    $subject = 'カスタム投稿タイプが更新されました';
    $message = '投稿タイプ: ' . $post_type . ' が更新されました。';
    wp_mail(get_option('admin_email'), $subject, $message);
}

解説: 更新されたカスタム投稿タイプに関して、管理者にメール通知を送信します。

サンプル4: 外部APIへのデータ送信

カスタム投稿タイプの更新に際して外部APIにデータを送信する例。

add_action('cptui_after_update_post_type', 'send_data_to_external_api', 10, 2);

function send_data_to_external_api($post_type, $data) {
    $url = 'https://example.com/api/update';
    $response = wp_remote_post($url, array('body' => json_encode($data)));
}

解説: 更新されたカスタム投稿タイプに関するデータを外部APIに送信します。

サンプル5: 更新ログの記録

カスタム投稿タイプの更新をログに記録する例。

add_action('cptui_after_update_post_type', 'log_post_type_update', 10, 2);

function log_post_type_update($post_type, $data) {
    error_log('投稿タイプ ' . $post_type . ' が更新されました。');
}

解説: 更新されたカスタム投稿タイプに関する情報をエラーログに記録します。

概要