プラグインCustom Post Type UIのcptui_import_export_sectionsフィルタの使用方法・解説

概要

cptui_import_export_sections は、Custom Post Type UI プラグインで使用されるフィルタです。このフィルタを使用すると、カスタム投稿タイプやタクソノミーに関連する情報のインポートおよびエクスポートのセクションをカスタマイズすることができます。このフィルタは、特定の設定やデータを他のサイトと共有する際に非常に役立ちます。

主な機能

以下は、このフィルタがよく使われる機能の例です。

カスタム投稿タイプのエクスポート形式を変更する
インポート時に追加の設定を含める
特定のタクソノミー情報をエクスポートする
ユーザーが設定したフィールドをインポートする
他のプラグインとの互換性を持たせるための調整
エクスポート時のデータの整形やフィルタリング

構文

add_filter('cptui_import_export_sections', 'custom_function');

パラメータ

sections: 現在のインポート/エクスポートセクションの配列

戻り値

修正されたセクションの配列

対応バージョン

Custom Post Type UI: 1.0.0 以降
WordPress: 4.0 以降

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type	〇
plugins_loaded	〇
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init	〇
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp	〇
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプル 1: エクスポートセクションを追加

add_filter('cptui_import_export_sections', function($sections) {
    $sections['my_custom_section'] = __('My Custom Section', 'textdomain');
    return $sections;
});

このサンプルは、新しいエクスポートセクションを追加しています。my_custom_section というキーとその表示名を指定しています。

サンプル 2: インポートセクションを修正

add_filter('cptui_import_export_sections', function($sections) {
    if (isset($sections['existing_section'])) {
        $sections['existing_section']['label'] = __('Modified Label', 'textdomain');
    }
    return $sections;
});

このサンプルでは、既存のセクションのラベルを変更しています。特定のセクションを識別し、そのラベルをカスタマイズしています。

サンプル 3: セクションの削除

add_filter('cptui_import_export_sections', function($sections) {
    unset($sections['unwanted_section']);
    return $sections;
});

指定されたセクション（この場合は unwanted_section）を削除することで、エクスポートの際に表示されなくなります。

サンプル 4: 補足情報の追加

add_filter('cptui_import_export_sections', function($sections) {
    $sections['extra_data'] = [
        'label' => __('Extra Data', 'textdomain'),
        'data' => [
            'option1' => 'value1',
            'option2' => 'value2',
        ],
    ];
    return $sections;
});

このサンプルでは、エクスポート用の補足情報を追加しています。在るセクションに追加のデータを持たせています。

サンプル 5: APIとの互換性の追加

add_filter('cptui_import_export_sections', function($sections) {
    $sections['api_settings'] = __('API Settings', 'textdomain');
    return $sections;
});

このサンプルは、API関連の設定をエクスポートするための新しいセクションを追加しています。APIとの統合に役立ちます。

各サンプルコードは、著作権フリーのものとして作成されています。引用元のページは特に指定しておりませんが、WordPressおよびCustom Post Type UIの公式ドキュメントに基づいています。

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