プラグインThe Events Calendarのtec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_stylesフィルタの使用方法・解説

概要

フィルターフック tec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_styles は、WordPressのプラグインThe Events Calendarにおいて、単一イベントのブロックエディター用のスタイルをエンキューするかどうかを制御するために使用されます。このフックを使用することにより、開発者は特定の条件に基づいてスタイルの読み込みをカスタマイズすることができます。

よく使われる機能

このフィルタは、以下のような機能を実装する際によく使用されます。

特定の条件下でのスタイルの追加または削除
管理画面でのパフォーマンス最適化
異なるテーマやプラグインとの互換性調整
ユーザーの役割に応じたスタイルの適用
モバイルデバイスに特化したスタイルの調整
カスタム投稿タイプに対するスタイルのエンキュー制御

構文

add_filter( 'tec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_styles', 'your_custom_function' );

パラメータ

$should_enqueue (bool): スタイルをエンキューするかどうかのフラグ。
$post_id (int): 現在の投稿のID。

戻り値

true または false: スタイルをエンキューする場合はtrue、不必要な場合はfalseを返します。

バージョン情報

The Events Calendarの必要バージョン: 5.0以降
WordPressの必要バージョン: 5.0以降

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプルコード1

add_filter( 'tec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_styles', function( $should_enqueue ) {
    if ( is_admin() && get_current_screen()->post_type === 'tribe_events' ) {
        return true; // 管理画面のイベント投稿タイプではスタイルをエンキュー
    }
    return $should_enqueue;
});

このコードは、管理画面で「tribe_events」投稿タイプの画面を表示しているときに、スタイルをエンキューするようにします。

サンプルコード2

add_filter( 'tec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_styles', function( $should_enqueue, $post_id ) {
    return has_term( 'featured', 'event_category', $post_id ) ? false : $should_enqueue; // 「featured」カテゴリの場合はスタイルをエンキューしない
});

このコードは、対象の投稿が「featured」カテゴリに属する場合、スタイルのエンキューを無効化します。

サンプルコード3

add_filter( 'tec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_styles', function( $should_enqueue ) {
    $is_mobile = wp_is_mobile();
    return $is_mobile ? false : $should_enqueue; // モバイルデバイスではスタイルをエンキューしない
});

このコードは、デバイスがモバイルかどうかを判断し、モバイルの場合はスタイルのエンキューをキャンセルします。

サンプルコード4

add_filter( 'tec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_styles', function( $should_enqueue ) {
    // 管理者以外の場合はスタイルをエンキューしない
    return current_user_can( 'administrator' ) ? $should_enqueue : false;
});

このコードは、管理者でないユーザーに対してはスタイルのエンキューを無効化します。

サンプルコード5

add_filter( 'tec_events_views_v2_assets_should_enqueue_single_event_block_editor_styles', function( $should_enqueue ) {
    // 特定の条件の下でスタイルをエンキュー
    if ( condition_that_you_define() ) {
        return true;
    }
    return false;
});

このコードは、開発者が定義した条件に基づき、スタイルのエンキューを制御します。

各サンプルコードは、特定の条件に基づいてスタイルのエンキューを制御する実装例です。

概要