プラグインWooCommerceのwoocommerce_webhook_resourceアクションの使用方法・解説

概要

woocommerce_webhook_resourceは、WooCommerceでのウェブフックリソースに関連するアクションフックです。このアクションは、ウェブフックが作成、更新、または削除された際に特定の処理を実行するためによく使用されます。これにより、外部サービスとの統合やカスタムアプリケーションにデータを送信する際に活用されます。よく使用されるシナリオには以下のようなものがあります。

在庫の変動を外部システムに通知する
新しい注文が発生したことを関連システムに報告する
ユーザーのサインアップをCRMに同期する
商品情報が変更されたことを他のアプリケーションに反映させる
リアルタイム分析ツールにデータを送信する
ステータス変更をトリガーとして通知を行う

構文

add_action('woocommerce_webhook_resource', 'your_callback_function', 10, 2);

パラメータ

$resource: ウェブフックに関連するリソースデータ。
$webhook: ウェブフックオブジェクト。

戻り値

このアクションは返り値を持たず、主に副作用（サイドエフェクト）を持つ処理を実行します。

WooCommerceのバージョン

このアクションはWooCommerce 2.2以降のバージョンで使用可能です。

WordPressのバージョン

WordPress 4.0以降のバージョンで使用可能です。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプルコード 1: ウェブフックの作成時にログを記録する

add_action('woocommerce_webhook_resource', 'log_webhook_creation', 10, 2);

function log_webhook_creation($resource, $webhook) {
    if ($webhook->get_status() === 'active') {
        error_log('Webhook created: ' . $webhook->get_id());
    }
}

説明: ウェブフックが作成された際に、そのIDをログに記録するサンプルコードです。

サンプルコード 2: ウェブフックの更新時に特定の条件をチェックする

add_action('woocommerce_webhook_resource', 'check_webhook_update', 10, 2);

function check_webhook_update($resource, $webhook) {
    if ($webhook->get_status() === 'active' && $webhook->get_name() === '特定のウェブフック名') {
        // 特定の処理を実行
    }
}

説明: ウェブフックが更新された際に、特定のウェブフック名をチェックし、条件に合致した場合に追加の処理を行うサンプルコードです。

サンプルコード 3: ウェブフック削除時に通知を送信する

add_action('woocommerce_webhook_resource', 'notify_webhook_deletion', 10, 2);

function notify_webhook_deletion($resource, $webhook) {
    if ($webhook->get_status() === 'disabled') {
        // 通知を送信するための処理
    }
}

説明: ウェブフックが無効化された際に、通知を送信するための処理を実行するサンプルコードです。

サンプルコード 4: ウェブフックがアクティブな時、外部APIにデータを送信する

add_action('woocommerce_webhook_resource', 'send_data_to_external_api', 10, 2);

function send_data_to_external_api($resource, $webhook) {
    if ($webhook->get_status() === 'active') {
        // 外部APIにデータを送信する処理
    }
}

説明: ウェブフックがアクティブな時に外部APIに関連データを送信するためのコードです。

サンプルコード 5: ウェブフックのリソース情報をログに記録する

add_action('woocommerce_webhook_resource', 'log_webhook_details', 10, 2);

function log_webhook_details($resource, $webhook) {
    error_log('Webhook resource data: ' . print_r($resource, true));
}

説明: ウェブフックのリソース情報をログに出力するサンプルコードです。

概要

構文