プラグインWPFormsのwpforms_mailcheck_enabledフィルタの使用方法・解説

概要

wpforms_mailcheck_enabled フィルタは、WPFormsプラグイン内でメールアドレスの検証機能を有効または無効にするために使用されます。このフィルタは特に、メールアドレスの入力時にリアルタイムでチェックを行いたい場合に便利です。メールアドレスの妥当性を確認することで、ユーザーが正しい連絡先情報を提供できるようにするなど、様々な機能を実装する際によく使われます。以下は、その例です。

メールアドレスのリアルタイム確認機能
スパムアカウントの受付を防ぐための検証
入力内容のフィードバックを迅速に行うための処理
エラーメッセージのカスタマイズ
特定の条件に基づいたメールチェックの有効無効の切り替え
ユーザー体験向上のための入力補助

構文

add_filter('wpforms_mailcheck_enabled', 'custom_mailcheck_enabled');

function custom_mailcheck_enabled($enabled) {
    return true; // 検証を有効にする
}

パラメータ

$enabled: 現在の検証状態（bool型）。

戻り値

bool型: 検証を有効にする場合は true、無効にする場合は false。

使用可能なプラグインバージョン

WPForms: バージョン 1.6 以降

使用可能なワードプレスバージョン

WordPress: バージョン 5.0 以降

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init	〇
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプルコード1

add_filter('wpforms_mailcheck_enabled', '__return_false');

このコードは、WPFormsのメールアドレス検証機能を無効にします。

サンプルコード2

add_filter('wpforms_mailcheck_enabled', function() {
    return (is_user_logged_in()) ? true : false;
});

このコードは、ユーザーがログインしている場合のみメールアドレスの検証を有効にします。

サンプルコード3

add_filter('wpforms_mailcheck_enabled', 'custom_mailcheck_condition');

function custom_mailcheck_condition($enabled) {
    return (is_page('contact')) ? true : false;
}

このコードは、特定のページ（この場合は「contact」ページ）のみで検証を有効にします。

サンプルコード4

add_filter('wpforms_mailcheck_enabled', function($enabled) {
    if (isset($_GET['debug'])) {
        return false; // デバッグモードの時は検証を無効に
    }
    return $enabled;
});

このコードは、URLにdebugパラメータが設定されている場合にメール検証を無効にします。

サンプルコード5

add_filter('wpforms_mailcheck_enabled', 'always_enable_mailcheck');

function always_enable_mailcheck($enabled) {
    return true; // いつでも検証を有効にする
}

このコードは、常にメールアドレスの検証を有効にする設定です。

概要

構文