ワードプレスのget_the_date関数の使用方法・解説

概要

get_the_date 関数は、WordPress の投稿データの投稿日を取得するために使用されます。この関数は、シングル投稿のテンプレートで主に使用され、投稿日を表示するのに役立ちます。以下のような機能を実装する際によく使われます。

1. シングル投稿ページの作成
2. 記事の一覧表示で日付を表示
3. カスタム投稿タイプの投稿日を取得
4. 特定のフォーマットで日付を表示
5. 投稿に関するメタ情報の表示
6. 日付を基にしたフィルタリングやクエリ操作
7. 過去の投稿の可視化
8. アーカイブページでの投稿日表示

構文

string get_the_date( string $format = '', int $post = 0 )

パラメータ

• $format (string): 日付の表示フォーマット。省略した場合、WordPressの設定による日付フォーマットが適用されます。
• $post (int): 日付を取得したい投稿のID。省略した場合、現在のループ内の投稿が使われます。

戻り値

• (string): 指定したフォーマットの投稿の日付を示す文字列。

関連する関数

• get_the_time
• get_post_time
• the_date

使用可能なバージョン

• WordPress 2.7.0以降で使用可能。

ワードプレスのコアファイルのパス

• wp-includes/post-template.php

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプル 1: シンプルな日付表示

if ( have_posts() ) {
    while ( have_posts() ) {
        the_post();
        echo get_the_date();
    }
}

このコードは、投稿が存在する場合にそれぞれの投稿の日付を表示します。

サンプル 2: カスタムフォーマットの日付表示

echo get_the_date('F j, Y');

このコードは、フォーマットを指定して投稿の日付を「月 日, 年」の形式で表示します。

サンプル 3: 投稿IDに基づく日付取得

$post_id = 42; // 任意の投稿ID
echo get_the_date('', $post_id);

このコードは、指定した投稿IDの投稿日を取得し、表示します。

サンプル 4: 投稿の日付を要素内で表示

echo '<time datetime="' . get_the_date('c') . '">' . get_the_date() . '</time>';

このコードは、<time>タグを使って、投稿の日付を適切な形式で表示します。

サンプル 5: 投稿の一覧で日付を更新されたフォーマットで表示

if ( have_posts() ) {
    while ( have_posts() ) {
        the_post();
        echo '投稿日: ' . get_the_date('Y.m.d');
    }
}

このコードは、投稿のループ内で各投稿の投稿日を「年.月.日」の形式で表示します。