概要
get_the_time 関数は、WordPressの投稿の公開時刻を取得するために使用されます。この関数は、ブログの投稿やカスタム投稿タイプにおいて、投稿時刻を表示したい場合に特に役立ちます。また、この関数は次のような場面でもよく利用されます：
- 投稿リストにおいて投稿日時を一覧表示する
- 投稿の詳細ページにおけるメタデータとしての日時表示
- カスタムテンプレートでの投稿の柔軟な表示
- 日付でのフィルタリング機能の実装時
- カスタムウィジェットで最新の投稿時刻を表示する
- RSSフィードにおける投稿時刻のフォーマット
- ソーシャルメディアとの連携において投稿時刻を表示する
- SEO対策としての投稿日表示
構文
get_the_time( $format, $post );
パラメータ
$format(string) : 表示形式の指定。デフォルトは'l, F j, Y'です。$post(int|WP_Post) : 投稿のIDまたはWP_Postオブジェクト。省略した場合、現在の投稿が使用されます。
戻り値
$formatに基づいたフォーマットされた日付文字列を返します。
関連する関数
使用可能なバージョン
この関数はWordPressのバージョン 2.0 以降で使用可能です。
コアファイルのパス
wp-includes/post.php
この関数のアクションでの使用可能性
| アクション | 使用可能性 |
|---|---|
| mu_plugin_loaded | |
| registered_post_type | |
| plugins_loaded | |
| wp_roles_init | |
| setup_theme | |
| after_setup_theme | |
| set_current_user | |
| init | |
| register_sidebar | |
| wp_loaded | |
| send_headers | |
| parse_query | |
| pre_get_posts | |
| wp | |
| template_redirect | |
| get_header | |
| wp_head |
サンプルコード
サンプルコード 1: 投稿日時を表示
このサンプルコードは、現在の投稿の公開日時をデフォルト形式で表示します。
<?php
echo get_the_time();
?>
サンプルコード 2: 投稿日時をカスタムフォーマットで表示
このサンプルコードは、投稿の日時を「Y年m月d日」の形式で表示します。
<?php
echo get_the_time('Y年m月d日');
?>
サンプルコード 3: 特定の投稿の日時を取得
このサンプルコードは、特定の投稿ID（123）の公開日時を表示します。
<?php
echo get_the_time('F j, Y', 123);
?>
サンプルコード 4: 投稿の詳細表示に組み込む
このサンプルコードは、投稿の詳細ページ内でのメタ情報として日時を表示します。
<?php
if (have_posts()) :
while (have_posts()) : the_post();
echo '<p>公開日: ' . get_the_time() . '</p>';
endwhile;
endif;
?>
サンプルコード 5: RSSフィードでの日時表示
このサンプルコードは、RSSフィード内に投稿の公開日時を表示します。
<?php
function my_rss_post_date() {
echo '<pubDate>' . get_the_time('D, d M Y H:i:s +0000') . '</pubDate>';
}
add_action('rss2_item', 'my_rss_post_date');
?>
これらのサンプルコードは、WordPressのドキュメントや開発者向けフォーラムなど、著作権フリーのリソースから基づいて作成されています。