ワードプレスのget_user_by関数の使用方法・解説

概要

get_user_by関数は、ユーザ情報の一部を指定し、マッチするユーザ情報を取得するためのWordPressの関数です。この関数は、ユーザーID、ユーザー名、メールアドレス、または別のフィールドを基にユーザーデータを取得します。以下のような場面でよく使用されます。

  1. コメント投稿者の情報を取得する
  2. 投稿の著者情報を取得するため
  3. ユーザーのログイン情報を確認する際
  4. メールアドレスからユーザーの存在確認を行う
  5. ユーザーのプロフィール情報を表示するため
  6. カスタムユーザーメタの取得に利用する
  7. セキュリティチェックのためのユーザー確認
  8. APIやプラグインでのユーザー管理の実装

構文

get_user_by( $field, $value );

パラメータ

  • $field (string) 必須: ユーザーの識別方法を指定します(例: ‘id’, ‘slug’, ‘email’)。
  • $value (mixed) 必須: 指定した$ fieldに基づくユーザーの値。

戻り値

成功した場合、指定したユーザーの WP_User オブジェクトを返します。ユーザーが見つからない場合は false を返します。

関連する関数

使用可能なバージョン

この関数は、WordPress 2.0以降で使用可能です。

コアファイルのパス

wp-includes/user.php

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

非推奨または削除されたワードプレスバージョン

現在 get_user_by 関数は非推奨または削除されていません。

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