概要
has_category
関数は、「投稿記事がカテゴリーに属しているか調べる」ために使用されるWordPressの関数です。この関数は、特定の投稿が特定のカテゴリーに属しているかを確認することができます。多くの場合、テーマやプラグインの開発において、特定のカテゴリーに基づいて表示内容を変更したり、条件付きロジックを実装したりする際に利用されます。
以下は、has_category
関数の一般的な利用シーンの例です:
- 投稿のサイドバーで特定のカテゴリーを強調表示する。
- 特定のカテゴリーに属する投稿を異なるテンプレートで表示する。
- カテゴリーに基づいてアクセス制限をかける。
- カテゴリーベースのナビゲーションメニューを作成する。
- 特定のカテゴリーに属する投稿のみに広告を表示する。
- カテゴリーに基づくフォントスタイルやカラーを変更する。
- カテゴリーに則った関連投稿を表示する機能を追加する。
- 特定のカテゴリーに応じて投稿のメタデータをカスタマイズする。
構文
has_category( $category, $post_id );
パラメータ
$category
(string|int|array) 必須: 調べたいカテゴリーのスラugs、ID、または配列。$post_id
(int) オプション: 調べたい投稿のID。指定しない場合は現在の投稿が使用される。
戻り値
- bool: 指定した投稿がカテゴリーに属していれば
true
、それ以外はfalse
を返す。
関連する関数
使用可能なバージョン
- WordPress 1.5.0以降
コアファイルのパス
/wp-includes/category.php
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用例 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | 〇 |
wp | 〇 |
template_redirect | |
get_header | |
wp_head | 〇 |
.has_category
関数は特定のバージョンで非推奨または削除されたことはありません。