概要
is_multi_author
関数は、サイトの投稿者が複数いるかを調べるために使用されます。これは特に、複数の著者が記事を投稿するサイトで、特定の機能や表示を制御する際に便利です。この関数は、以下のような機能を実装する際によく使われます。
- 投稿ページのレイアウトを著者数に基づいて変更する。
- サイトのナビゲーションメニューアイテムをダイナミックに調整する。
- ユーザーアクセス権限を制御する。
- 投稿者情報の表示をカスタマイズする。
- 特定のウィジェットやサイドバーの表示を管理する。
- コンテンツを公開する際の警告を表示する。
- サイト内のビジュアルデザインを調整する。
- 特定のプラグイン機能を有効または無効にする。
構文
is_multi_author();
パラメータ
この関数はパラメータを持ちません。
戻り値
true
– サイトに複数の著者がいる場合。false
– サイトに単一の著者のみがいる場合。
関連する関数
使用可能なバージョン
is_multi_author
関数は、WordPress 3.0以降で使用可能です。
コアファイルのパス
is_multi_author
関数は、wp-includes/query.php
に含まれています。
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用例 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | |
template_redirect | |
get_header | 〇 |
wp_head | 〇 |
サンプルコード
-
著者数に基づいてメッセージを表示する
if ( is_multi_author() ) { echo 'このサイトには複数の著者がいます。'; } else { echo 'このサイトには単一の著者しかいません。'; }
- 概要: サイトの著者数に基づいて異なるメッセージをエコーします。
-
特定のスタイルを適用する
if ( is_multi_author() ) { echo '<link rel="stylesheet" href="multi-author.css">'; }
- 概要: サイトに複数の著者がいる場合にのみ、特定のスタイルシートを読み込みます。
-
ウィジェットの表示を調整する
if ( is_multi_author() ) { the_widget( 'WP_Widget_Categories' ); }
- 概要: 複数著者がいる場合に、カテゴリーウィジェットを表示します。
-
特定の投稿フォーマットを制御する
if ( is_multi_author() ) { add_filter('post_type_supports', function($supports, $post_type) { if ( 'post' === $post_type ) { $supports[] = 'author'; } return $supports; }, 10, 2); }
- 概要: 複数の著者がいる場合に、投稿タイプに著者サポートを追加します。
-
フッターに著者の情報を表示する
if ( is_multi_author() ) { echo 'このサイトの著者は複数います。'; }
- 概要: フッターに、複数の著者がいることを示すメッセージを表示します。