ワードプレスのis_paged関数の使用方法・解説

概要

is_paged関数は、現行のページが分割された2ページ目以降であるかを調べる非常に便利な関数です。この関数は、以下のような機能を実装する際によく使われます。

  1. ページネーションの表示制御
  2. コンテンツの読み込み制御
  3. スタイルやスクリプトの読み込み条件の指定
  4. 特定の記事やカテゴリに異なるレイアウトを適用
  5. ページ内のドラフトや非公開コンテンツの管理
  6. SEOに配慮したメタタグの設定
  7. ユーザーエクスペリエンス向上のためのカスタマイズ
  8. 他のプラグインとの互換性の確保

構文

is_paged();

パラメータ

is_paged関数はパラメータを受け取ったりしません。

戻り値

この関数は、現在のページが2ページ目以降であれば true を、そうでなければ false を返します。

関連する関数

ワードプレスのバージョン

is_paged関数は、WordPress 3.1.0以降のバージョンで使用可能です。

コアファイルのパス

この関数は、wp-includes/query.phpファイルに含まれています。

サンプルコード

  1. ページネーションの条件による表示制御

    if ( is_paged() ) {
       echo '<p>このページは2ページ目以降です。</p>';
    }
    

    このコードは、ページが2ページ目以降であれば、その旨のメッセージを表示します。

  2. スタイルの条件付き読み込み

    function my_stylesheet() {
       if ( is_paged() ) {
           wp_enqueue_style( 'paged-styles', get_template_directory_uri() . '/paged.css' );
       }
    }
    add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'my_stylesheet' );
    

    このコードは、ページが2ページ目以降の場合に特定のスタイルシートを読み込むためのものです。

  3. アーカイブページでのコンテンツ変更

    if ( is_archive() && is_paged() ) {
       // コンテンツの表示方法を変更
       echo '<p>アーカイブの2ページ目以降です。</p>';
    }
    

    このコードは、アーカイブページの2ページ目以降で異なるコンテンツを表示します。

  4. SEOメタタグの設定

    if ( is_paged() ) {
       echo '<meta name="robots" content="noindex, follow" />';
    }
    

    このコードは、検索エンジンに対して2ページ目以降はインデックスしないよう指示するメタタグを設定します。

  5. カスタムメッセージの表示

    if ( is_paged() ) {
       add_action( 'wp_footer', function() {
           echo '<p>あなたは2ページ目にいます。</p>';
       });
    }
    

    このコードは、フッターにページが2ページ目以降であることを示すメッセージを追加します。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用可能
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

非推奨または削除されたバージョン

is_paged関数は現在のところ非推奨または削除されているバージョンはありません。

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