ワードプレスのis_search関数の使用方法・解説

概要

is_search関数は、現在のページが検索結果であるかを調べるための関数です。この関数を使用することで、特定の検索結果ページに特化した処理や出力を行うことができます。具体的には、以下のような機能を実装する際によく使われます。

  1. 検索結果のカスタマイズ
  2. 検索結果ページ専用のスタイルシートの読み込み
  3. 検索結果のメッセージ表示
  4. 検索結果に基づく広告の表示
  5. 検索ボックスの位置の調整
  6. 検索エラーメッセージの表示
  7. 特定のウィジェットの表示・非表示の制御
  8. SEO対策としてのメタタグのカスタマイズ

構文

is_search();

パラメータ

is_search関数には、パラメータはありません。

戻り値

  • true: 現在のページが検索結果ページの場合。
  • false: 現在のページが検索結果ページでない場合。

関連する関数

使用可能なバージョン

is_search関数は、WordPress 1.5.0以降で使用可能です。

コアファイルのパス

is_search関数は、wp-includes/query.phpに含まれています。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプル1: 検索結果のカスタムメッセージ

if ( is_search() ) {
    echo '<h2>検索結果</h2>';
}

このコードは、検索結果ページで「検索結果」という見出しを表示します。

サンプル2: 検索結果専用のスタイルシートを読み込む

add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'custom_search_styles' );

function custom_search_styles() {
    if ( is_search() ) {
        wp_enqueue_style( 'search-style', get_template_directory_uri() . '/css/search.css' );
    }
}

このコードは、検索結果ページのためのスタイルシートを読み込みます。

サンプル3: 検索結果なしのエラーメッセージ

if ( is_search() && ! have_posts() ) {
    echo '<p>検索結果は見つかりませんでした。</p>';
}

このコードは、検索結果がない場合にエラーメッセージを表示します。

サンプル4: 特定のウィジェットの表示制御

if ( is_search() ) {
    dynamic_sidebar( 'search-widget-area' );
}

このコードは、検索結果ページの時だけ特定のウィジェットエリアを表示します。

サンプル5: SEOメタタグのカスタマイズ

if ( is_search() ) {
    echo '<meta name="robots" content="noindex,nofollow">';
}

このコードは、検索結果ページにnoindexメタタグを追加します。これにより、検索エンジンがこのページをインデックスしないようにします。

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