ワードプレスのthe_posts_pagination関数の使用方法・解説

概要

the_posts_pagination関数は、アーカイブページ向けのページ番号ナビゲーションを表示するために使用されるWordPressの関数です。この関数は、投稿のページネーションを生成し、ユーザーが前のページや次のページに移動しやすくします。特に、以下のような際に役立ちます。

  • 投稿リストを分ける必要がある場合
  • アーカイブページの閲覧を容易にするため
  • カスタムクエリの結果をユーザーに見せるため
  • カテゴリーやタグのアーカイブ表示時
  • 検索結果のページネーションに最適
  • 自作のテンプレートでページ番号を表示する際
  • 特定の条件下での投稿表示制御に使用する場合
  • ユーザビリティの向上を目指す場合

構文:

the_posts_pagination( $args );

パラメータ

  • mid_size (int) – 現在のページの前後に表示するページ番号の数。デフォルトは 2。
  • prev_text (string) – 前のページを示すリンクのテキスト。デフォルトは ‘« Previous’。
  • next_text (string) – 次のページを示すリンクのテキスト。デフォルトは ‘Next »’。
  • screen_reader_text (string) – スクリーンリーダー用のテキスト。

戻り値

この関数は何も返さず、出力を直接行います。

関連する関数

使用可能なバージョン

the_posts_pagination関数は、WordPress 4.1.0以降で使用可能です。

コアファイルのパス

この関数は、WordPressのコアファイル wp-includes/pagination.php に実装されています。

サンプルコード

サンプル1:基本的なページネーション

このサンプルは、デフォルトの設定でページネーションを表示します。

if ( function_exists( 'the_posts_pagination' ) ) {
    the_posts_pagination();
}

サンプル2:カスタマイズしたテキストを使用する

このサンプルでは、”Previous” と “Next” のテキストをカスタマイズしています。

the_posts_pagination( array(
    'prev_text' => '前へ',
    'next_text' => '次へ',
));

サンプル3:ページ番号の表示数を変更する

このサンプルは、現在のページの前後に表示するページ番号の数を変更しています。

the_posts_pagination( array(
    'mid_size' => 3,
));

サンプル4:スクリーンリーダー用のテキストを追加する

このサンプルでは、スクリーンリーダー用のテキストを設定しています。

the_posts_pagination( array(
    'screen_reader_text' => 'ページナビゲーション',
));

サンプル5:デフォルトのテキストを変更する

このサンプルでは、デフォルトの”Previous”と”Next”のテキストを変更し、ページ番号のスタイルもカスタマイズしています。

the_posts_pagination( array(
    'prev_text' => '前の',
    'next_text' => '次の',
    'mid_size' => 1,
));

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

この関数が特定のWordPressバージョンで非推奨又は削除された場合、その情報はありません。

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