概要
wp_is_serving_rest_request
関数は、現在のリクエストがWordPressのREST APIによって処理されているかどうかを調べるための関数です。この関数は、以下のような機能を実装する際に特によく使用されます。
- プラグインやテーマがREST APIエンドポイントの動作を確認するため。
- メタデータや特定のエンドポイントをREST APIを介して提供する際の条件分岐。
- ルートのリクエストに応じた特定のデータ処理を行う際。
- REST APIリクエストに関連するカスタム認証の実装。
- REST APIエンドポイントのキャッシュを制御するためのチェック。
- 外部アプリケーションと連携する際のレスポンス条件の設定。
- 他のリクエストとREST APIリクエストを区別して選択的な機能を有効化するため。
- ロギングやデバッグの条件を設定する場合。
構文
wp_is_serving_rest_request();
パラメータ
この関数にはパラメータはありません。
戻り値
この関数は、現在のリクエストがREST APIによって処理されている場合にtrue
を、そうでない場合はfalse
を返します。
関連する関数
使用可能なバージョン
この関数はWordPress 4.7.0以降で使用可能です。
コアファイルのパス
wp-includes/rest-api.php
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用例 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | 〇 |
template_redirect | |
get_header | |
wp_head |
非推奨または削除されたバージョン
wp_is_serving_rest_request
関数は現時点で非推奨や削除されていません。