概要
wp_is_using_https 関数は、サイトが HTTPS（セキュアな HTTP）を使用しているかどうかを調べるための WordPress の関数です。この関数は、サイトのセキュリティを強化するために、SSL/TLS の設定が正しく行われているか確認する際に役立ちます。以下のような機能を実装する際によく使われます：
- HTTPSリダイレクト: HTTPアクセスをHTTPSへ強制的にリダイレクトする。
- セキュリティヘッダーの追加: HTTPSでのみ適用されるセキュリティヘッダーを追加する。
- コンテンツの安全な読み込み: HTTPS環境下でのスクリプトやスタイルシートの安全な読み込みを保証する。
- クッキーのセキュリティ強化: Secure属性を持つクッキーを行う際に、この関数を使う。
- APIとの通信: HTTPSを必須とする外部APIとの通信に関しての検証。
- ユーザーデータの保護: HTTPSでのユーザーデータ送信や取得時の確認。
- Mixed Contentエラーの防止: HTTPSページ内のHTTPリソースを防ぐロジックに使用する。
- フィルターとアクションの制御: HTTPS時の特別なフィルタリングやアクション制御。
構文
wp_is_using_https();
パラメータ
この関数は、パラメータを受け取りません。
戻り値
この関数は以下の型の値を返します：
true：サイトが HTTPS を使用している場合。false：サイトが HTTPS を使用していない場合。
関連する関数
WordPress バージョンとコアファイル
wp_is_using_https 関数は、WordPress 2.7.0 以降で使用可能です。この関数は wp-includes/functions.php に含まれています。
この関数のアクションでの使用可能性
| アクション名 | 使用例 |
|---|---|
| mu_plugin_loaded | |
| registered_post_type | |
| plugins_loaded | |
| wp_roles_init | |
| setup_theme | 〇 |
| after_setup_theme | |
| set_current_user | |
| init | 〇 |
| register_sidebar | |
| wp_loaded | |
| send_headers | |
| parse_query | |
| pre_get_posts | |
| wp | |
| template_redirect | 〇 |
| get_header | |
| wp_head | 〇 |
この関数は特定のバージョンで非推奨または削除されていません。