ワードプレスのadd_term_meta関数の使用方法・解説

概要

add_term_meta関数は、特定のタームに対してメタ情報を追加するための機能を提供します。この関数は、カスタムタクソノミーやカテゴリ、タグなど、タームに関連する追加のデータを保存する際に広く使用されます。以下は、add_term_meta関数がよく使用されるケースの一例です。

  1. カスタムタクソノミーに関連する情報の管理
  2. タームに関する設定情報の追加
  3. ターム特有のメタデータの保存
  4. プラグインがタームに対してカスタム情報を格納する際
  5. タームの表示に必要なカスタムフィールドの保存
  6. タームの権限やステータスに関連する情報の管理
  7. タームの SEO 設定情報の保存
  8. ターム関連の統計データの保存

構文

add_term_meta( int $term_id, string $meta_key, mixed $meta_value, bool $unique = false );

パラメータ

  • term_id: メタデータを追加するタームのID(整数)
  • meta_key: メタデータのキー(文字列)
  • meta_value: メタデータの値(任意の型)
  • unique: 同じキーのメタデータがすでに存在する場合に新しいメタデータを追加するかどうか(真偽値、デフォルトはfalse)

戻り値

  • 成功した場合は新しく追加されたメタIDを返し、失敗した場合はfalseを返します。

関連する関数

使用可能なバージョン

add_term_meta関数はWordPress 4.4.0以降で使用可能です。

コアファイルのパス

この関数は、wp-includes/taxonomy.phpファイルに含まれています。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション名 使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

以下に、add_term_meta関数の使用例を5つ示します。

サンプルコード 1

$term_id = wp_insert_term('新しいターム', 'category');
$added = add_term_meta($term_id['term_id'], 'custom_meta_key', 'カスタムメタ値');

このコードは、新しいカテゴリタームを作成し、そのタームにカスタムメタ情報を追加します。

サンプルコード 2

$term_id = 123; // 既存のタームID
$added = add_term_meta($term_id, 'another_meta_key', '別のメタ値', true);

このコードは、指定したタームIDにユニークなカスタムメタ値を追加します。もし同じキーが存在した場合は追加されません。

サンプルコード 3

$term_id = 456; // 既存のタームID
$success = add_term_meta($term_id, 'status', 'active');
if ($success) {
    echo 'メタデータが正常に追加されました。';
}

このコードは、特定のタームに対してステータスメタデータを追加し、成功した場合にはメッセージを表示します。

サンプルコード 4

$term_name = 'ターム名';
$term_id = wp_insert_term($term_name, 'post_tag');
add_term_meta($term_id['term_id'], 'description', 'このタームの説明');

このコードは、新しいタグタームを作成し、その説明メタデータを追加します。

サンプルコード 5

$term_id = 789; // 既存のタームID 
$added_meta = add_term_meta($term_id, 'views', 100);

このコードは、特定のタームに対して「views」というカスタムメタ情報を追加し、表示回数の管理に役立てます。

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