ワードプレスのmysql2date関数の使用方法・解説

概要

mysql2date関数は、MySQLの日時情報を変換するために使用されるWordPressの関数です。この関数は、MySQL形式の日付（通常はYYYY-MM-DD HH:MM:SS形式）を指定したフォーマットの日付文字列に変換します。以下は、mysql2date関数がよく使われる機能の例です。

1. 投稿の日付を表示する
2. コメントの日付を表示する
3. カスタムフィールドの日付をフォーマットする
4. 日付ベースのクエリ結果を整形する
5. イベント日付を特定のフォーマットで表示する
6. ユーザー登録の日付を見やすくする
7. 投稿の更新日時を表示する
8. データベースから取得した日付情報を整形して表示する

構文

mysql2date( $format, $date, $gmt = false )

パラメータ

• $format (string) – 日付の表示形式。PHPのdate()関数で使用できる形式を指定。
• $date (string) – MySQL形式の日付。
• $gmt (bool) – オプショナル。デフォルトはfalse。trueの場合はGMT時間を使用します。

戻り値

変換されたフォーマットされた日付文字列。

関連する関数

• date
• strtotime

使用可能なバージョン

この関数は、WordPress 1.5.0以降で利用可能です。

ワードプレスのコアファイルのパス

wp-includes/functions.php

サンプルコード

サンプルコード 1

$date = '2023-10-05 14:30:00';
$formatted_date = mysql2date('F j, Y', $date);
echo $formatted_date; // October 5, 2023

このコードは、MySQL形式の日付を「月 日, 年」の形式にフォーマットし、結果を表示します。

サンプルコード 2

$post_date = get_the_date('Y-m-d H:i:s');
$formatted_date = mysql2date('D, d M Y', $post_date);
echo $formatted_date; // Thu, 05 Oct 2023

このコードは、投稿の日付を取得し、それを「曜日, 日 月 年」の形式に変換して表示します。

サンプルコード 3

$comment_date = '2023-10-05';
$formatted_comment_date = mysql2date('l, F j, Y', $comment_date);
echo $formatted_comment_date; // Thursday, October 5, 2023

このコードは、コメントの日付を「曜日, 月 日, 年」の形式にして表示します。

サンプルコード 4

$date_string = '2023-10-05 16:00:00';
$formatted_time = mysql2date('g:i A', $date_string);
echo $formatted_time; // 4:00 PM

このコードは、MySQLの日付から時刻を「時:分 AM/PM」形式にフォーマットして表示します。

サンプルコード 5

$mysql_date = '2023-10-05 10:45:00';
$formatted_date = mysql2date('Y-m-d H:i:s', $mysql_date, true);
echo $formatted_date; // 2023-10-05 10:45:00 (GMT)

このコードは、MySQLの日付をGMT形式で表示するためにtrueを指定しています。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

mysql2date関数は特定のワードプレスバージョンで非推奨または削除されていません。