概要
wp_get_development_mode
関数は、現在の開発モードを取得するためのWordPressの関数です。この関数は、テーマやプラグインの開発中において、特定の機能や設定を有効にするために役立ちます。例えば、エラーメッセージの表示、デバッグモードの有効化、一部のキャッシング機能の無効化など、開発環境と本番環境で異なる設定を管理する際に利用されます。
主に次のような機能を実装する際に役立ちます:
1. デバッグ情報の表示
2. エラーロギングの有効化
3. プラグインの開発における設定の切り替え
4. テーマのカスタム設定
5. スクリプトやスタイルのバージョン管理
6. HTTP リクエストのテスト
7. AJAXリクエストのログ
8. 外部APIとの統合時のデバッグ
構文
wp_get_development_mode();
パラメータ
この関数にはパラメータはありません。
戻り値
bool
:開発モードが有効であればtrue
を、そうでなければfalse
を返します。
関連する関数
使用可能なバージョン
wp_get_development_mode
はWordPress 5.0以降で使用可能です。
コアファイルのパス
wp-includes/functions.php
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用の有無 |
---|---|
mu_plugin_loaded | 〇 |
registered_post_type | |
plugins_loaded | 〇 |
wp_roles_init | |
setup_theme | 〇 |
after_setup_theme | 〇 |
set_current_user | |
init | 〇 |
register_sidebar | |
wp_loaded | 〇 |
send_headers | 〇 |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | 〇 |
template_redirect | 〇 |
get_header | 〇 |
wp_head | 〇 |
非推奨または削除されたバージョン
特に非推奨や削除されたバージョンはありません。