ワードプレスのwp_get_theme関数の使用方法・解説

概要

wp_get_theme関数は、現在のテーマについての情報を取得するためのWordPressの関数です。これにより、テーマ名、バージョン、作成者、説明などの詳細な情報を簡単に取得できます。この関数は、テーマのカスタマイズや確認を行う際によく使われます。主に以下のような機能を実装する際に使用されます。

  1. テーマ情報の取得
  2. カスタムウィジェットの作成
  3. テーマオプションページの表示
  4. テーマのバージョンチェック
  5. テーマに関する管理画面での通知
  6. 子テーマの情報取得
  7. テーマの依存関係チェック
  8. テーマのスタイルやスクリプトのエンキュー

構文

$theme = wp_get_theme( $stylesheet );

パラメータ

  • $stylesheet(オプショナル): 取得したいテーマのスタイルシート名(例: 'twentytwentyone')。指定しない場合、現在のテーマ情報が取得されます。

戻り値

WP_Themeオブジェクトが返され、そのオブジェクトにはテーマの情報が含まれています。

関連する関数

バージョン情報

  • 追加されたバージョン: 3.4.0
  • 非推奨/削除されたバージョン: なし

コアファイルのパス

  • wp-includes/theme.php

サンプルコード

サンプル1: 現在のテーマ名を取得

$theme = wp_get_theme();
echo 'Current theme: ' . $theme->get('Name');

このサンプルコードは、現在使用中のテーマの名前を取得して表示します。

サンプル2: 現在のテーマのバージョンを取得

$theme = wp_get_theme();
echo 'Theme version: ' . $theme->get('Version');

このサンプルでは、現在のテーマのバージョン情報を表示します。

サンプル3: 子テーマを確認

$theme = wp_get_theme();
if ($theme->parent()) {
    echo 'This is a child theme of ' . $theme->parent()->get('Name');
} else {
    echo 'This is not a child theme.';
}

このコードは、現在のテーマが子テーマかどうかを確認し、その親テーマの名前を表示します。

サンプル4: テーマの作成者情報を取得

$theme = wp_get_theme();
echo 'Theme author: ' . $theme->get('Author');

このサンプルは、現在のテーマの作成者名を取得して表示します。

サンプル5: テーマの説明文を取得

$theme = wp_get_theme();
echo 'Theme description: ' . $theme->get('Description');

このコードでは、現在のテーマの説明文を取得して表示します。

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

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