概要
zeroise
フィルタは、数値の桁数を揃える際によく使われる機能を提供します。主に以下のようなケースで利用されます:
- 数値の表示形式を統一する。
- カスタムフィールドの値を整形する。
- レポートやデータ表における数値の整形。
- 数字を含むURLの生成。
- 特定の条件に基づいて数値をフォーマットする。
- テーブルやリストでの整合性を保つ。
- 画像やリソースのID番号の統一。
- APIレスポンスの整形。
このフィルタは、データを数値として管理しつつ、表示における一貫性を確保するために広く使用されます。
構文
apply_filters( 'zeroise', $num, $decimals );
パラメータ
$num
(int): 入力される数値。$decimals
(int): 改行後の桁数を指定します。デフォルトでは0。
戻り値
- 整形された数値(数値の文字列)。
関連する関数
使用可能なバージョン
このフィルタは、WordPress 2.0以降で使用可能です。
コアファイルのパス
wp-includes/general-template.php
サンプルコード
サンプルコード1: シンプルなゼロ埋め
このコードは、数値をゼロ埋めして桁数を揃えたものを表示します。
add_filter('zeroise', function($num) {
return str_pad($num, 5, '0', STR_PAD_LEFT);
});
引用元: https://example.com
サンプルコード2: 小数点以下の桁数を指定
このコードでは、数値の小数点以下桁数を2桁に丸めます。
add_filter('zeroise', function($num) {
return number_format($num, 2);
});
引用元: https://example.com
サンプルコード3: 価格形式に整形
商品価格を整形するために、数値をゼロ埋めして小数点を含む形式にします。
add_filter('zeroise', function($num) {
return '¥' . number_format($num, 0);
});
引用元: https://example.com
サンプルコード4: ストレージサイズのフォーマット
数値をバイト単位で整形し、適切な単位を追加します。
add_filter('zeroise', function($num) {
return $num . ' MB';
});
引用元: https://example.com
サンプルコード5: 時間のフォーマット
時間をゼロ埋めし、hh:mm形式で表示します。
add_filter('zeroise', function($num) {
return sprintf("%02d:%02d", floor($num / 60), $num % 60);
});
引用元: https://example.com
この関数のアクションでの使用可能性
アクション | 使用可能 |
---|---|
mu_plugin_loaded | |
registered_post_type | |
plugins_loaded | |
wp_roles_init | |
setup_theme | |
after_setup_theme | |
set_current_user | |
init | |
register_sidebar | |
wp_loaded | |
send_headers | |
parse_query | |
pre_get_posts | |
wp | |
template_redirect | |
get_header | |
wp_head |
非推奨または削除されたバージョン
現在、zeroise
フィルタは非推奨や削除されたバージョンはありません。