プラグインWooCommerceのwoocommerce_date_formatフィルタの使用方法・解説

概要

woocommerce_date_format フィルタは、WooCommerce で特定の日付形式を取得または変更する際に使用されるフックです。このフィルタを使うことで、商品の日付、注文日、またはカスタムのメタデータの日付表示形式をユーザーのニーズや地域に合わせて調整することができます。一般的に使用されるケースは以下の通りです：

商品ページの日付表示形式を変更する
注文履歴ページの日付形式を調整する
特定のカスタムフィールドの日付形式を変更する
商品の販売開始日や終了日のフォーマット変更
管理画面の日付形式を変更する
日付のローカライズ（地域化）を行う

フィルタの概要

構文: add_filter( 'woocommerce_date_format', 'your_function_name' );
パラメータ:
- $format (string): 現在の日付形式を表す文字列
戻り値: 変更された日付形式の文字列
バージョン:
- WooCommerce: 3.0.0 以降
- WordPress: 4.0.0 以降

この関数のアクションでの使用可能性

アクション	使用可能性
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

サンプルコード

サンプルコード 1

add_filter( 'woocommerce_date_format', 'custom_woocommerce_date_format' );

function custom_woocommerce_date_format( $format ) {
    return 'd/m/Y'; // 日付形式を日/月/年に変更
}

このサンプルコードは、WooCommerceの日付形式を「日/月/年」に変更します。

サンプルコード 2

add_filter( 'woocommerce_date_format', 'my_custom_order_date_format' );

function my_custom_order_date_format( $format ) {
    return 'F j, Y'; // 日付形式を「月 日, 年」に変更
}

このコードは、注文履歴ページの日付表示形式を「月日, 年」に変更します。

サンプルコード 3

add_filter( 'woocommerce_date_format', 'adjust_product_date_format' );

function adjust_product_date_format( $format ) {
    return 'Y.m.d'; // 日付形式を「年.月.日」に変更
}

この例は、商品の発売日などを「年.月.日」形式で表示するための日付形式を設定しています。

サンプルコード 4

add_filter( 'woocommerce_date_format', 'localize_date_format' );

function localize_date_format( $format ) {
    return 'l, F j, Y'; // 日付形式を「曜日, 月 日, 年」に変更
}

このコードは、日付を「曜日, 月日, 年」という形式でローカライズします。

サンプルコード 5

add_filter( 'woocommerce_date_format', 'year_month_format' );

function year_month_format( $format ) {
    return 'Y年n月'; // 年と月を表示
}

このサンプルは、日付を「年n月」の形式で表示し、日本語風の表現を実現します。

以上のサンプルはすべて著作権フリーのものであり、WooCommerceのカスタマイズ用に役立つコードです。

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