プラグインWooCommerceのwoocommerce_installedアクションの使用方法・解説

概要

woocommerce_installed アクションは、WooCommerceがインストールされた直後に実行されるフックです。このアクションは、WooCommerceが新たにインストールされた際に、さまざまな初期設定やカスタマイズを行うために使われます。具体的には、以下のような機能を実装する際によく使用されます。

  1. 初期設定の自動化
  2. 固定ページの生成
  3. デフォルトの製品データの作成
  4. カスタム設定の追加
  5. 初期ユーザー権限の設定
  6. 外部APIとの連携開始

構文

add_action('woocommerce_installed', 'your_function_name');

パラメータ

このアクションにはパラメータはありません。

戻り値

このアクション自身には戻り値はありません。実行された任意のコールバック関数が何らかの処理を行います。

使用可能なプラグインWooCommerceのバージョン

WooCommerceバージョン 3.0 以降で使用可能です。

ワードプレスのバージョン

WordPressバージョン 4.0 以降で使用可能です。

サンプルコード

サンプル1: デフォルトの設定を追加する

このサンプルコードは、WooCommerceがインストールされた際にデフォルト設定を追加する機能を持っています。

add_action('woocommerce_installed', 'set_default_woocommerce_settings');

function set_default_woocommerce_settings() {
    update_option('woocommerce_currency', 'JPY');
}

サンプル2: 固定ページの自動作成

このサンプルは、WooCommerceインストール時に必要な固定ページを自動で作成する処理を行います。

add_action('woocommerce_installed', 'create_default_pages');

function create_default_pages() {
    // WooCommerceのページを自動生成するロジック
}

サンプル3: 初期製品の作成

このサンプルコードは、WooCommerceがインストールされた際にデフォルトの製品データを作成する処理を行います。

add_action('woocommerce_installed', 'create_default_products');

function create_default_products() {
    // デフォルト製品の作成ロジック
}

サンプル4: ユーザー権限の設定

このサンプルは、WooCommerceの初回インストール時にユーザー権限を設定する機能を示しています。

add_action('woocommerce_installed', 'set_user_roles');

function set_user_roles() {
    // ユーザー権限の設定ロジック
}

サンプル5: 外部サービスの連携

このサンプルコードは、WooCommerceインストール後に外部サービスとの連携を開始する処理を行います。

add_action('woocommerce_installed', 'initialize_api_integration');

function initialize_api_integration() {
    // 外部サービスとの連携処理
}

この関数のアクションでの使用可能性

アクション 使用例
mu_plugin_loaded
registered_post_type
plugins_loaded
wp_roles_init
setup_theme
after_setup_theme
set_current_user
init
register_sidebar
wp_loaded
send_headers
parse_query
pre_get_posts
wp
template_redirect
get_header
wp_head

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